May 01, 2003
姪っ子誕生
おとといの夜未明、妊娠していた姉貴が州立病院に担ぎ込まれ、昨日の朝10:00過ぎに無事女の子を出産。自然分娩。ヤップ島は父系社会なので、本当は男の子がほしかったみたいなんだけど、義兄はパラオ人、パラオは母系社会。だから女の子が重宝される。結局のところどっちでもいいんだよね。。

とにもかくにも、母親も赤ん坊も元気で良かった良かった。
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05:38 PM
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April 11, 2003
ビートルナッツ
さてさて、このあたりでビートルナッツのことを少々。ヤップといえば、ビートルナッツ。ビートルナッツといえば、ヤップ。と切っても切れない関係。ビートルナッツを噛んでないヤップ人はいません、と断言できる。みんな口真っ赤、歯真っ黒。初めてヤップに来た人がびっくりすることの一つだと思う。男も女も老いも若きも口中を血のように真っ赤にして、それをペッペッと吐き散らしてる。インドや東南アジアの一部地域でも、噛んでる人はいるし、俺自身も生まれて初めて試したのは18歳のとき、インドで。でもヤップのは何倍も強烈、ハイクオリティ。人にもよるけど、ただ噛んだだけでフラフラきちゃう人、ほんのちょっぴりボーっとしてきて気分がちょっとだけハイになる人。俺は後者の方。だけど酔っぱらったときに噛むとすごいよ。体中から汗が吹き出ます...。

これがビートルナッツの三点セット。ビートルナッツ(ブゥ)と、胡椒科の葉っぱ(ガブイーキンマの葉というけど、よく知らない)、そして少量の石灰(ウェチ)。これらを口の中に一緒にいれて、唾液と混ぜ合わすことで化学反応が起きて、赤くなる。ビートルナッツの中に含まれるアルカノイド系の物質が、気分を高揚させるのだとか。

これがビートルナッツの木です。木のてっぺんに葉っぱがあるんだけど、その葉っぱの直下に鳥の巣のように茎が細かく出てて、そこに実がなる。今は乾期なので、市場への流通量が少ない時期。雨が降らない時期が長くなると、稀に値段が高騰するときもあるのだとか。でもうちの家の周りには、たくさん植えてあって、無くなることはないそう。

たまにこんな巨大なビートルナッツも収穫される。口の中には入らないよ。
ヤップ人は、タバコと一緒に噛むのが基本型になっている。一緒にニコチンもとってしまおうというわけなんだけど、これをすると、アディクトしてしまいます。さらに、ウォッカに浸したタバコと一緒に噛むとたまらないとか。軽油に浸したタバコと一緒に噛む強者もいる。あのニオイが魅惑的らしい。あとは石鹸と一緒に噛んでみたりとか、変化を求めて色々涙ぐましい冒険をしている人たちもいる。うちの姉貴はタバコのフィルターと一緒に噛むのが大好き。やめときなさい、ほんとに。
ちなみにこのビートルナッツの吐いた後のために、島中が真っ赤です。観察してみると、職場の床、病院の床、空港の床もビートルナッツカラーにペイントされています。目立たないようにするための気配りなんだろうけど...、でも目立つね。
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09:42 PM
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April 07, 2003
携帯電話 in Yap
今年の1月からヤップ本島でも遂にGSM携帯電話サービスが開始された。新し物好きのプチブル達はこぞって飛びついた模様。うちの姉貴達も同様で、エリクソン/ノキア製のかっこいいデザインの携帯電話を、わざわざパラオから買ってきた。子供達もやっぱり親達が携帯で会話するのを見て、影響されるみたい。姪っ子も下の写真のとおり。でもそれはテレビのリモコンだよ…。

職場で上半身裸のフンドシおじさんが、着信音とともにココナッツ編みのバスケットから、スッと携帯を取り出すのを見ると、ちょっと可笑しい。新しい物が島に入ってくるのは止められないし、もちろん反対ではない。でもヤップ人としてのプライドと立派な伝統と文化は失わないで欲しいね。

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10:02 PM
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March 29, 2003
ジャングル開墾
週末はムゥーブ村総出で、ジャングルの開墾に。ヤップ島でも一番カーストが高いガギールのガチパル村の依頼で、うちの村はカーストが高くないので断ることはできない。でも別に「やれ!働け!」と命令されるわけではなくて、昼飯代から作業後の飲み代までもらっての作業。ステイ先母ちゃんの故郷のトミルのソル村と、ムューブ村の隣村メイ村からも何人か手伝いにきてくれて、総勢20人くらい。100mx50mくらいのジャングルを、ホっホっホっホっと開拓していくわけです。俺もナタを片手にがんばりました。

上の写真はブラッドツリーという木で、枝を折ると血がでてくる...。ちょっと怖いね。一瞬自分の指切ったかと思った。下の写真は開墾前の様子。ハイ、ジャングルです。

草を刈り、木を倒して進んでいく。竹が多くて、これは火をつけて燃やしてします。ものすごい炎があがり、パンパンと音がすごい。言葉どおり、破竹、爆竹。

朝9時から開始して、終了宣言が出たのが夕方6時すぎ。終了直前の様子が下の写真で、あまり進んだようには見えないけど、実際の現場は見違えるように変わった。

下の写真はおまけ。ガギールの丘の上から州都コロニア方面を遠景。奥のに見える山の向こうにコロニアがある。そこまで毎日チャリ通勤してるのよ。

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10:27 PM
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March 22, 2003
ワニヤン村へ
今日は、山を越えた向こう側にあるワニヤン村まで自転車で行ってきた。来週日本に帰国する人の送別会。自転車で向こう側に抜けるのは初めて。でも20分くらいで目的地に辿り着けた。

ムューブ村のストーンパスを登っていく。この道は俺の好きな場所の一つ。ストーンパスを抜けて山の上にでると、パーっと視界が開けて、パンダナスが点々と繁る野原にでる。遠くに海が見えて景色がいい。そのあとワニヤン村へは、急坂を下る。その坂から見える海が素晴らしいのなんのって。

こんな景色が見える坂を、風をきって颯爽と走り下りる。最高。だけど帰り道はかなり辛いんだよね。
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11:19 PM
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March 10, 2003
チャリ通勤の風景
俺のヤップでの通勤風景を少し。
当たり前だけどほんの少し前までの東急田園都市線での通勤風景とはだいぶ違うよ。家をでるのは7時半過ぎくらい。町に着くのが8時半前後だから1時間くらい自転車をこぎ続ける。多くのすれ違う車の人々は、俺が一生懸命こいでる姿をみると、手を挙げて朝の挨拶をしてくれる。

日本のどこかの高原の湖のようにも見えるけど、もちろん海。太平洋です。湾になっているので波も静かで、気持ちいい景色の一つ。

コロニアに入る手前の道は海沿いを走る。昼間は暑いだろうけど、朝夕はとても素敵。対岸にトミルが見えて、少し瀬戸内海っぽい。

こんな感じのアップダウンが続く。トミル地区のTam's Storeの前の坂。これはまだまだ緩やかな方の坂。
下はファニフ地区にあるヤップ島最高峰、タビヨル山。標高180mくらい。すぐに登れそうだが、別の意味で登るのが難しい。入山許可がいるのよね。でも近いうち絶対登頂します。

体力よりも酔っ払い運転よりも何よりも一番怖いのは、「犬」。ヤップの犬はだいたいがいわゆる飼い犬なんだけど、放し飼いが普通。まぁ、犬にとっては自然で幸せな生き方なんだけど、自転車があまり多くないヤップにとっては、格好の興味と警戒の対象。5-6匹が群れて襲いかかろうと威嚇して吠えて自転車の後を追ってくる図を想像してみて下さい。犬嫌いの俺にとってはまさに地獄。毎日の通勤の憂鬱のモトでもあります...。
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11:41 PM
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March 05, 2003
自転車購入!
やっと自転車を手に入れた。それも新車。160ドル也。青色のマウンテンバイク。早速今日の帰りは自転車で。7時を過ぎると暗くなるので、それまでに家に着くように、5時過ぎにコロニア市内の職場を出る。休みなしでこぐことほぼ1時間ぴったし。

ファニフ地区のルムという村と、ガギール地区のアムンという村の辺りが曲者。車で通ってるとあんまり感じないけど、アップダウンがかなり激しい。しかも暑い。写真のような道が半分と、鋪装された幹線道路半分という道のり。来年あたりには、片道30分で行けるようになってるかな。とにかく、とても良い運動になる。以前真夏にしまなみ海道を自転車で横断したときを思い出したよ。
Posted by shinya at
09:02 PM
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